「慶仲祭」バンダイナムコエンターテインメントのブースに、田町新聞が潜入取材!

JR田町駅・都営地下鉄三田駅と桜田通りの間の「慶應仲通り商店街」が主催する夏祭り「慶仲祭」。そこにバンダイナムコエンターテインメントが参加すると知った田町新聞が「なぜゆえ、そんな大企業がローカル祭に?」と疑問に…田町新聞さんにブースに潜入取材を頂きました…!

子どもたちが手作りで三田の町並みを再現!ペーパークラフトで慶仲祭を盛り上げる

東京田町の粋な情報を発信するWEBマガジン 「田町新聞」をご存知ですか?
今回の記事は、地域WEBメディアの 「田町新聞」さんが、慶仲祭のバンダイナムコエンターテインメントブースに潜入取材して下さったコラボ記事です!

2016 年にバンダイナムコエンターテインメントの本社が東品川エリアから田町エリアに移転したときは、おぉ、あの世界的な企業が田町エリアに! とざわざわしたものです。とはいえ、田町新聞がとくに接点をもてるはずもなく。

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札の辻すぐ脇にある近未来的なビルが丸ごと本社ビルで、ほかにもグループ会社が複数入っているそう

ところが、先日(7/20)の慶仲祭のチラシを何気なく見ていたら・・・。

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あれ?もしかして?

なんと、超ローカルな地元のイベントに参加してる!

勝手に超ビッグ企業だからお高くとまってるんじゃない? なんて思っていて(思ってたんかい!)ごめんなさい!

これはチャンス! ということで慶仲祭当日、ブースに伺ってきました。

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対応してくださったのはバンダイナムコエンターテインメント コーポレートコミュニケーション部 BNJ PROJECT 担当の菊田政仁さん。

田町新聞:まさかバンダイナムコエンターテインメントさんが地元田町のお祭りに参加してるとは思いませんでした。

菊田さん:昨年の2018年からですね、今年が2 回目です。

田町新聞:参加されたきっかけは?

菊田さん:せっかく田町エリアに移転してきたのだから、地域のみなさんにバンダイナムコエンターテインメントをもっと知ってもらいたいという思いがあって、2016 年に慶応仲通り商店街さんで“アソビきれない芝三田なぞなぞ”というなぞなぞのイベントを行ったんですよ。

田町新聞:え! そうだったんですか! 田町新聞を名乗っておきながら色々とキャッチできておらずすいません・・・。

菊田さん:猛省してください。というのは冗談で(笑)。そのときは 12 店舗くらいの飲食店の皆さんにご協力いただいたんですが、そのイベントをきっかけに、慶応仲通り商店街さんと仲良くさせていただいて。

田町新聞:なるほど、それで昨年から慶仲祭にも、ということですね。

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慶仲祭は複数の会場で行われていたのですが、バンダイナムコエンターテインメントさんは第2会場(建築会館イベント広場)にブースを展開
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あっという間にたくさんのファミリーが来場しブースは大混雑に・・・

田町新聞:慶仲祭のブースではどんな体験ができるんですか?

菊田さん:“三田の街並みをペーパークラフトで作ろう!”という内容なのですが、あ、じゃあ実際に体験してみます?

本来、お子さん向けのイベントなのですが特別に体験させていただくことに。

STEP1

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まずは iPad を使って自分だけの建物をデザイン(立方体の底面を除く 5 面にイラスト などを配置)します。

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パックマンやゼビウスなどのキャラクターも自由に配置できちゃいます。

これはお子さんよりもむしろおじさん達が盛り上がる気が・・・。

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ちょっとこだわれば、こんな感じに文字を入れることも。

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お子さんたちに混じって真剣に取り組む汗だくなおっさん(田町新聞記者)がひとり。当日参加されたみなさんに、この場を借りてお詫び申し上げます・・・。

STEP2

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デザインが完成したら、係の人に伝えるとペーパークラフトを印刷してくれます。

一度通常のプリンターで印刷したものを専用の台紙に貼り付けて、カッティングマシンに入れると・・・。

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なんということでしょう~。きれいに立方体の元となる部分がカットされます。

STEP3

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カッティングマシンで折り目まで入っているので組み立ても簡単。

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最後は底面に糊付けして三田を再現した大きな地図の自由な場所に取り付け。大人げない田町新聞は少しでも目立ちそうな田町駅のそばに置きました。

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参加したみんなで三田の街を完成させていきます。

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終わるとこんなプレゼント(オリジナルのマグネット)までもらえちゃう!

道具がいらないので小さなお子さんでも簡単に参加できる点やキャラクターで興味を引くしかけなど、さすがバンダイナムコエンターテインメント! 地元のお祭りとはいえクオリティが高いな〜と感心しちゃいました。

田町新聞:菊田さんはじめ、今回参加されている皆さんはどんなメンバーなんですか?

菊田さん:私はBNJ PROJECTのメンバーなのですが、そのメンバーを中心に社内でメンバーを募りました。なので普段の仕事はみなバラバラですね。

田町新聞:BNJ PROJECTとは?

菊田さん:バンダイナムコエンターテインメントが取り組む地域協働プロジェクトです。社内ビジネスコンテストから生まれて3年前にスタートしました。

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こちらが BNJ PRPJECT の Web サイト。キャッチコピーは“日本をモットアソぼう。”

田町新聞:具体的にどんなことを?

菊田さん:それまでも地域の施設と組んでイベントをするなど、日本各地での施策は社内でも色々と行われていました。でも商品・サービスごとのプロモーションの取り組みがほと んどで、会社単位ではなかったんです。

田町新聞:それで社内横断の・・・。

菊田さん:そう、何かやってみたいという地域の皆さんとバンダイナムコエンターテインメントのコンテンツをつなぐ窓口として我々を使ってもらいたい、それによって日本全国にエンタメを届けたい! という思いからスタートし、活動しています!

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急にスイッチが入り熱く語る菊田さん

菊田さん:まぁでも実はこのプロジェクトが始まったときは、これを絶対やるという施策は決まってなくて、3人のコアメンバーもなぜか全員地方出身ではないという・・・。

田町新聞:ずこっ!! いや、思わず口で言っちゃいましたよ。

菊田さん:ハハハ、今ではおかげさまで日本各地からお声がけいただくようになって。我々も色々な地域の魅力に触れて、自分たちにできることはないかと日々考えながら楽しくやっています。

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慶仲祭でもオリジナルうちわの配布など、地道な活動を菊田さんはじBNJ PROJECT のメンバーが積極的に行っていました。うん、初心を忘れちゃいけないよな・・・。田町新聞も遠くからそっと語りかけます。(いや、誰目線よ)

田町新聞:それは素晴らしい。こういう施策はやはり地方自治体とかと協力して行うんです か?

菊田さん:そうですね、地方自治体や観光協会などの団体さんと組ませていただくことは多いですね。

田町新聞:なんかお堅いイメージもありますが・・・。

菊田さん:私もそれまで全く接点がなかったので心配していたんです。でも実際お会いしてみると“僕は子どものころ、ゼビウスにはまっていてね〜”なんてニコッと話してくれることも多くて。そんなときはこの会社でこの仕事をやっていてよかった! と思えます。

田町新聞:くぅ〜〜〜ぐっと来る!

菊田さん:ゲームに対する先入観もなく、むしろポジティブに面白いことをやろうとお声をかけてくださることが多いのは自分でも嬉しい発見でした。

ちなみに菊田さんはゲームのプロフェッショナル。BNJ PROJECTに参加する前は品質保証のチームで1日7.5時間プレイして開発中のゲームソフトの不具合を報告し続ける! なんていうゲーム開発の重要なお仕事も担当されていたとのこと。当時の話も聞いてみたら面白そう!

田町新聞:地方ではないですが、ぜひ地元田町でもBNJ PROJECTのお手本になるような施策をもっともっとやっていただきたい!

菊田さん:そうですね、田町エリアでももっとバンダイナムコエンターテインメントを知っていただけるように、色々とできるといいですね。

ということで、お祭りの真っ最中にも関わらず嫌な顔ひとつせず対応してくださった菊田さんはじめバンダイナムコエンターテインメントのみなさんありがとうございました!

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お子さんたちの好奇心に満ちたキラッキラな眼差しに、日々の仕事で疲れて枯れた田町新聞の心もだいぶ潤った気がします。本当にありがとう・・・。

※ペーパークラフト施策は『i-DESIGNER(アイデザイナー)』を活用しています。『iDESIGNER(アイデザイナー)』は株式会社テクノア社製シミュレーションシステムです。 https://i-designer.com

【取材・文 田町新聞】
東京田町の粋な情報を発信するWEBマガジンです。“田町愛”を大切に、「田町っていいなぁ」「田町ってなんか好きだなぁ」と思ってもらえるように、記事を執筆。