2019年6月8日(土)、バンダイナムコエンターテインメントの社員が集まるスポーツイベント『第5回 バンナム大運動会』が開催されました。運も重要な「“強運”動会」がテーマだった昨年に続いて、今年のテーマは「きょう・りょく」。さいたまスーパーアリーナのコミュニティアリーナを舞台に、社員のみなさんとその家族、総勢1200名が全力で運動能力を競いあった熱い一日をレポートします!
バンナム社員による、年に一度の熱い祭典
今年のテーマは「きょう・りょく」。バンナム大運動会、開幕!!
会場には4チームに分かれた参加者が集結。開会式では、各チームのリーダーがオープニング・パフォーマンスを行います。それぞれが「赤」「青」「黄」「黒」のTシャツに身を包み、スローガンが書かれた旗やうちわを持った気合十分の表情から、この日にかける本気度が伝わってきます。
その後は、恒例となっているバンナムオリジナルの準備体操がスタート!
続いて、会場に設置されたモニターに新日本プロレスの棚橋弘至選手の応援コメントが流れ、中西学選手と獣神サンダー・ライガー選手も登場! その後、代表取締役社長・宮河恭夫さんの開会宣言を経て、熱戦の幕が切って落とされました!
最初の競技は「〇」「×」形式のクイズ競技「バンナムサバイバルクイズ」。ここでは第一問で「本日は6月8日ですが、BNE取締役の中に本日誕生日の人がいる。〇か×か?」という問題が出題され……というのも実は、この日はなんと宮河社長の誕生日ということで出題自体が宮河さんへのサプライズ演出だったのです!
クイズに続く競技は、運動会の定番「玉入れ」。老若男女問わずみんなが一つになって、カゴをめがけて一心不乱に玉を投げ入れます。
また、ぐるぐるバットを経て段ボールを積んで走り、最後に風船をお尻で割ってゴールする「障害物走」では、何度も大逆転が生まれます! 中西選手&ライガー選手もデモンストレーションを担当して会場を沸かせました。
その後も大縄跳びやフットサルなど、次々に行われるガチンコ勝負に大歓声が生まれます。
フィールド中央で行われるメイン競技の他には、スポーツ系のチャレンジコーナー、ゲーム性の高い30秒チャレンジコーナー、体力測定コーナーの3ブースも用意。この上位入賞者のチームにはポイントが加算されるため、多くの方々が最高記録に挑んでいました。
また、『バンナム大運動会』には、お子さま連れの方も参加しています。そこで会場には、ブロックや絵本が置かれた「バンナム保育園」や、TOYクリエーターで「無垢工房」主宰の野出正和さんがプロデュースした「木の遊園地」もオープンしていました。「工作の達人認定証」がもらえる「工作コーナー」や、ヨーヨー釣り、スーパーボールすくい、駄菓子屋が用意された「縁日コーナー」も大人気でした。
先輩も後輩も、取締役も新人も。全員がひとつになって生まれる熱気! 熱戦!!
「最強3番勝負!」と銘打たれた競技では、各チームの選抜メンバーが「50m走」「1on1綱引き」「4.2195mマラソン」で3番勝負。選ばれし精鋭による手に汗握る接戦が続きます。
「1on1綱引き」では、対戦前のインタビューで先輩と後輩が社歴の長さを確認しながら駆け引きする一幕も(笑)。勝負では先輩も後輩も関係なく、全員が本気で勝ちにいきます。男女の優勝者によるチームと対戦した中西選手も忖度一切なしで楽しんでいました。
中西学選手「みなさん、この日のために身体を鍛えてきたんでしょうかね?(笑)。アットホームな雰囲気ながらすごい熱気と集中力で、僕らも刺激をもらえます」
獣神サンダー・ライガー選手「普段は仕事仲間なのに、仕事上の関係を超えて一緒に楽しめる会社というのはいいですね。こういうイベントがあるからこそ、また明日からもフレッシュに仕事を頑張れるんだと思いますよ」
また、「4.2195マラソン」は、フルマラソン……ではなく、会場の外周を4.2195km走るマラソン競技。
それぞれに速さは違っても、競技に取り組む姿は本気そのもの。最初は自チームのメンバーに声援を送っていた応援団も、いつしか参加者全員に声援を送ります。
午後のメインイベントの一つは、各チーム50人と大将2人がスポーツチャンバラで四つ巴の合戦を行なう「令和の乱」。果敢に大将を狙って攻め込むか、守りを固めて猛攻を凌ぐか……。各チームが戦略を練ってきたことが分かる、白熱した試合が繰り広げられました。
総勢208人の大合戦が終わると、続いて各チームの大将を務めた取締役員の方々が勝負するエキシビジョンマッチを開催。最後は内山大輔さんが新旧社長の猛攻を耐えるドラマチックな展開に……!
終盤には大玉送りや大綱引きも登場。こうした競技ではよりチームワークが試されます!
そしてラストは「バンナム大運動会」恒例の名物競技、「がちんこリレー」!! 大人の本気を競い合う一日の締め括りに相応しい熱戦で、各チームが最後の力を振り絞りました。
日常では味わえない驚きや感動を届けたい。企画担当者が『大運動会』に込めた想い
5時間にわたって行われた今回の大運動会。記念すべき第5回目の優勝チームは……「チームイエロー」に決定!! 閉会式では、個人成績のポイントが加算されるチャレンジコーナーの結果や個人賞の「MVP」も発表されました。
熱戦を戦い抜いた後は、チームを問わず健闘を称え合い、みなさんで記念撮影。令和元年という新たなスタートにもふさわしい、熱い一日が幕を閉じました。社員運動会にもかかわらず「本気すぎる」この運動会、企画した方は、どんな想いで準備に臨んだのでしょうか……? 企画を担当した干川さんに、『バンナム大運動会』に込めた気持ちをうかがいました!
干川さん「参加される社員とご家族のみなさんに、日常では味わえない驚きや感動、楽しさを体験していただく事を考え、運動会の内容を検討する仲間達(委託先や演出家、施工会社、カメラマンのみなさま)と楽しみながら作り上げています。参加する方だけでなく、運動会を支えるスタッフも楽しめて、開催後も各所で語り継がれるのが『バンナム大運動会』です」
実際に、一日を通して印象的だったのは、参加者のみなさん全員の活き活きとした表情。チームの勝ち負けに一喜一憂し、一丸となって優勝を目指す運動会を、社会人になっても体験できるのは、とても貴重です。そう考えると、バンナム大運動会は大人になった今でも、無心で青春を謳歌できる機会なのかもしれません。全員が本気で取り組む姿に、「アソビきれない毎日を。」というバンダイナムコエンターテインメントの真髄が垣間見えた一日でした。
【取材後記】
競技に真剣に挑むみなさんの姿勢から、「大人の本気」度が伝わるようでした。新しいエンターテインメントを生みだせるのは、何事にもガチンコで取り組む気持ちがあるからこそ。みなさんの「本気」が魅力的なアソビを生み出す原動力なのだと実感した一日でした!
取材・文/青山晃大
1983年、三重県生まれのフリーランス・ライター。