「アイドルマスター」シリーズを紐解くインタビュー記事まとめ

2025年に、誕生から20周年を迎える「アイドルマスター」シリーズ。

そんな記念すべき瞬間の到来と、さらなる先の未来を見据えて、本シリーズは2022年12月に新たなIP(※1)軸戦略「PROJECT IM@S(※2)3.0 VISION(サードビジョン)」を発表し、“アイドルプロデュース体験”のさらなる進化を目指して多岐にわたる展開を行っています。

そこで今回は、これまでにファンファーレでお届けしてきた「アイドルマスター」シリーズ関連のインタビュー記事の中から、おすすめの9本をピックアップしてご紹介します!

※1 IP:Intellectual Property の略で、キャラクターなどの知的財産のことを指す
※2 PROJECT IM@S:「アイドルマスター」シリーズにおける、メディアミックス推進プロジェクトの総称

全6ブランドを展開する「アイドルマスター」シリーズとは?

「アイドルマスター」シリーズは、プレーヤーが芸能プロダクションの“プロデューサー”という立場でアイドルを育成する「アイドルプロデュース」ゲームコンテンツです。

2005年7月にアミューズメント施設向けゲームからスタートし、スマートフォン向けゲームアプリ、家庭用ゲーム、ライブイベント、楽曲 CD、テレビアニメ、劇場版、ラジオ、グッズなど、多岐にわたり展開しています。

2024年7月26日には、誕生から19周年を迎え、現在は下記の6ブランドを展開中です。

『アイドルマスター』
『アイドルマスター シンデレラガールズ』
『アイドルマスター ミリオンライブ!』
『アイドルマスターSideM(サイドエム)』
『アイドルマスター シャイニーカラーズ』
『学園アイドルマスター』


これから始まる私の伝説――初代『アイドルマスター』誕生秘話

・誕生のきっかけは、“女の子からメールが届く”というアイデア
・「すべてを手探りで進めた」というシリーズの源流に迫る

①誕生のきっかけは、“女の子からメールが届く”というアイデア

2005年に稼働を開始したアーケード版『アイドルマスター』。アイドルプロデュースゲームというジャンルを開拓した本作には、オーディションをモチーフにした全国オンライン対戦要素や、携帯電話にアイドルからメールが届くサービス“メール☆プリーズ”など、魅力的な仕掛けが多数用意されていました。

その誕生のきっかけは、“女の子からメールが届く”というアイデアが先にあり、そこから「女の子」+「育成・成長」=「アイドル」とテーマが決まっていったのだとか。

「すべてを手探りで進めた」というシリーズの源流に迫る

ゲームシステムの開発をはじめ、楽曲や衣装の制作、プロモーションと、すべてが手探り状態。企画発案者は「苦労の思い出がある」といいます。そんな皆さんの思い出トークや裏話を、前・中・後編の大ボリュームでお届けしています。

今なお広がり続けるシリーズの源流をたどる、初代『アイドルマスター』開発キーパーソンたちへのインタビュー記事をチェック!


「アイドルマスター」シリーズのアニメ製作の舞台裏とは?

・アイドル一人ひとりの魅力を深める、アニメならではの体験を届けたい
・『ミリアニ』と『シャニアニ』では3DCG化のアプローチが異なる

アイドル一人ひとりの魅力を深める、アニメならではの体験を届けたい

「アイドルマスター」シリーズのアニメ事業に携わった担当者に、製作にかけた思い――ひいては「アイドル一人ひとりの魅力を、さらに深める」ための取り組みについて語っていただきました。

『ミリアニ』と『シャニアニ』では3DCG化のアプローチが異なる

3Dアニメーションとして制作された『アイドルマスター ミリオンライブ!』と『アイドルマスター シャイニーカラーズ』に関しては、「“アイドルたちの3DCG化”に際してそれぞれ異なる角度からアプローチした」という担当者のこだわりも明らかに。

2023年~2024年にかけて、「アイドルマスター」シリーズ3ブランドのアニメ(※3)が順次放送されたのは記憶に新しいところ。アニメだからこそ表現できたアイドルたちの魅力や、テレビアニメを劇場で先行上映した狙いなどが詳しく語られたインタビュー記事をピックアップ!

※3 「アイドルマスター」シリーズ3ブランドのアニメ:アニメ『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』、『アイドルマスター ミリオンライブ!』、『アイドルマスター シャイニーカラーズ』を指す


「ヴイアライヴ」&『シャニソン』で、新機軸のアイドルプロデュース体験を追求!

・若手時代に、「アイマス」縛りカラオケ会で意気投合!?
・期待の斜め上を目指すプロデュース体験を届けたい

若手時代に、「アイマス」縛りカラオケ会で意気投合!?

PROJECT IM@S vα-liv(ヴイアライヴ)」(以下、「ヴイアライヴ」)と『アイドルマスター シャイニーカラーズ Song for Prism』(以下、『シャニソン』)。それぞれにおいてプロデューサーを務める勝股さんと高山さんは、入社1年違いの先輩・後輩コンビで、お互いを“戦友”と認め合う間柄です。勝股さんが入社2年目、高山さんが新入社員だった時には「アイマス」曲縛りのカラオケに行ったこともあるとか……?

②期待の斜め上を目指すプロデュース体験を届けたい

生配信でアイドル候補生たちの筋書きのないドラマを描いてきた「ヴイアライヴ」。そして、育成シミュレーションゲームとリズムゲームの2軸から、アイドルたちが鮮明かつ繊細かつ多彩に輝いていく姿を描いた『シャニソン』。どちらの根幹にも共通してあったのは、「期待の斜め上を目指す」精神でした。

挑戦を続けるおふたりが送り出す、新たな“アイドルプロデュース体験”の全容に迫るインタビュー記事はこちらです!


ゲームの中から飛び出してタレント活動! みんなが笑顔になれるコラボ企画を創出

・芸能プロダクションのマネージャーのようにアイドルの活躍に向けて力を尽くす
・あえて“〇〇扱いしない”ことで実在感を高める

芸能プロダクションのマネージャーにようにアイドルの活躍に向けて力を尽くす

「アイドルマスター」シリーズのライセンスビジネスは、さながら芸能プロダクションのマネージャー業!? 『アイドルマスター SideM』と『銚子電鉄』がコラボレーションしたキャンペーンや、高槻やよいが高槻市観光協会とタッグを組んだ“たかつき観光大使”就任などの事例をチェック!

あえて“〇〇扱いしない”ことで実在感を高める

ライセンスビジネス担当×ライブイベント担当社員の対談では、「ときにはあえて“〇〇扱いしない”ことが、アイドルたちの“実在感”を高めることにつながる」という興味深いお話も飛び出しました。

作中のアイドルたちの活動の可能性を広げ、ゲーム領域に閉じないアイドル活動を実現するさまざまな取り組みを紹介します。


「アイドルマスター」シリーズのライブにかける運営スタッフの情熱とこだわり

アイドルたちをプロデュースした成果を感じられる場所に
プロデューサーさんの期待を超えるイベントにしたい

①アイドルたちをプロデュースした成果を感じられる場所に

アイドルとプロデューサーさん(※4)という関係性を大切にしてきた「アイドルマスター」シリーズにとって、ライブは単なる音楽イベントにとどまらない特別な意味合いを持っています。

『シンデレラガールズ』10周年のインタビューでは、「(運営・キャスト・プロデューサーさんが一緒に)みんなで作るイベント」「アイドルたちのプロデュースの成果を感じられる場所」と担当者が語っています。

※4 プロデューサーさん:「アイドルマスター」シリーズのファンのこと

プロデューサーさんの期待を超えるイベントにしたい

「アイマス」シリーズ合同ライブ「MOIW2023」(※5)に携わった運営陣からは、運営準備期間中は「こういうことをやったら楽しいんじゃない?」というピュアな気持ちを重視して、スタッフ一同話を膨らませて議論を重ねたからこそ、プロデューサーの皆さんの期待を超えるイベントにしたかったというお話も。

※5 「MOIW2023」:2023年2月11日・12日に開催した「THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!!!! 2023」のこと。「アイドルマスター」シリーズ史上初の東京ドーム単独ライブとして、当時未発表の『学園アイドルマスター』を除く5ブランドの合同ライブとして行われた

「アイドルマスター」シリーズのライブに対する並々ならぬ情熱が伺える記事をチェック!


2024年リリースの完全新作『学園アイドルマスター』をあれこれ深堀り!

・伏見つかさ先生と語る『学園アイドルマスター』
・アイドルたちの成長過程をしっかり描くため「学園」を舞台に
・主人公とライバルのアイドルは入れ替わっていた

①伏見つかさ先生と語る『学園アイドルマスター』

「アイドルマスター」シリーズの6ブランド目! 完全新作のスマートフォン向けゲームアプリ『学園アイドルマスター』が、2024年5月16日にサービスを開始しました。本作のプロデューサーを務める小美野さんと、シナリオ&キャラクター設定を担当するライトノベル作家の伏見つかさ先生が、約5年間に及んだ開発期間における裏話を語り尽くします。

②アイドルたちの成長過程をしっかり描くため「学園」を舞台に

プロデューサーさんたちに「アイドル一人ひとりに本気で向き合いたい」「彼女たちを育てていきたい」と感じてもらうために必要なのは、彼女たちの成長過程をしっかり描くこと。そこで、多くの方が共感しやすく、かつ成長を描きやすい、「学園」を舞台にすると決めたそうです。

主人公とライバルのアイドルは入れ替わっていた

もともとセンターとして準備していたのは、元気で明るい王道アイドル。対してライバルは、物語の最後に立ちはだかる敵に相応しい、とてもかっこいいアイドルだったのだとか。打ち合わせをした結果、キャラクターの設定を調整し、ライバルをセンターに、元のセンターをライバルに……⁉︎

シナリオやキャラクター設定において意識したポイントなど、制作秘話が盛りだくさんのインタビューはこちらです!


「アイドルマスター」シリーズ“20周年イヤー”に向けての意気込み!

シリーズ“20周年イヤー”に先駆けて、「アイドルマスター」チームからメッセージが到着しました!


プロデューサーの皆さまへ

「アイドルマスター(アイマス)」シリーズは、2025年7月の20周年を迎えるにあたり、いよいよ、2024年7月から2年間にわたり“20周年イヤー”としてさまざまな取り組みをスタートしてまいります。

“20周年イヤー”期間中には、これまで以上にたくさんのイベントやキャンペーンなどのいろいろな企画をご用意できるよう、チーム一同、熱意をもって取り組んでおります。

これらの企画を通じて、プロデューサーの皆さまと一緒に、アイドルたちをより輝かせられれば幸いです。

この“20周年”の節目を迎えることができましたのは、ずっと応援してくださったプロデューサーさんや新たに応援いただけるようになったプロデューサーさん、そしてアイドルたちや関係者の方々、すべての皆さまのおかげです。

“20周年イヤー”を通して、ひとりでも多くのプロデューサーの皆さまに感謝をお伝えできることを願っております。

これからも、プロデュースならびに応援いただけますよう、よろしくお願いいたします!

「アイドルマスター」チーム一同

まとめ

初代『アイドルマスター』の誕生秘話に始まり、アニメ、コラボ、ライブといったさまざまな展開から、最新作『学園アイドルマスター』にいたるまでの舞台裏を収めたこれらのインタビュー記事を振り返れば、来たる“20周年イヤー”への期待も高まるというもの!

「アイドルマスター」シリーズのこれまでの歩みを振り返ったり、これから始まる未来に思いを馳せたり、あるいは今後の展開や最新情報をチェックするには公式サイト“アイドルマスターポータル”が大変便利です。ぜひご登録のうえ、日々のプロデュース活動にお役立てください!

©窪岡俊之 THE IDOLM@STER™& ©Bandai Namco Entertainment Inc.