「アイマスエキスポ」で出会った運営陣に聞く、あなたにとって『アイドルマスター』シリーズとは?

「アイマスエキスポ」の会場で出会った『アイドルマスター』チームメンバー 狭間和歌子さん、高山祐介さん、勝股春樹さん、梅木馨さん、石田裕亮さん、中川浩二さん、佐藤貴文さんの7名による「あなたにとって『アイドルマスター』シリーズとは?」への回答とは。イベントを終えて受賞者が決まった「最強グッズプロデューサー決定戦!」の受賞者コメントもお届けします。

2025年7月に20周年を迎える『アイドルマスター』シリーズでは、“20周年イヤー”(※1)と称してさまざまな取り組みが展開されています。

その一環として、2024年12月14日・15日に幕張メッセで開催されたのが、『アイドルマスター』シリーズ史上初の“あらゆるものが集まる”イベント「THE IDOLM@STER M@STER EXPO」(以下、「アイマスエキスポ」)です。

「みんなで“アイ”を集めて みんなでつくる、みんなのための 一大アイマスイベント」をコンセプトに、現地と配信を合わせて延べ8.5万人(無料エリアを除く)の参加者と、『アイドルマスター』チームメンバーが2日間にわたってお祭りを盛り上げました。

今回は、そんな「アイマスエキスポ」の開催を記念して、プロデューサーの皆さんと一緒に“アイ”をもってアイドルたちを輝かせることに取り組む『アイドルマスター』チームメンバーを直撃!

会場で出会った7人に、あなたにとって『アイドルマスター』シリーズとは? という質問に答えていただきました。シリーズへの愛情、アイドルへの想いなど……たくさんの“アイ”のこもったメッセージは必見です!

※1 20周年イヤー:2024年7月26日から2026年7月25日までの2年間のこと。「アイ MUST GO ON!」というテーマのもと、20周年を記念したさまざまな取り組みを行っていく。

『アイドルマスター』シリーズとは?

『アイドルマスター』シリーズは、プレーヤーが芸能プロダクションの“プロデューサー”という立場でアイドルを育成する「アイドルプロデュース」ゲームコンテンツです。

個性豊かなアイドル、多彩な楽曲など、多くのお客さまからご支持をいただいております。

2005年7月にアミューズメント施設向けゲームからスタートし、スマートフォン向けゲームアプリ、家庭用ゲーム、ライブイベント、楽曲 CD、テレビアニメ、劇場版、ラジオ、グッズなど、多岐にわたり展開されています。現在は下記の各ブランドや、アイドル育成プロジェクト「vα-liv(ヴイアライヴ)」を展開中です。

『アイドルマスター』
『アイドルマスター シンデレラガールズ』
『アイドルマスター ミリオンライブ!』
『アイドルマスター SideM(サイドエム)』
『アイドルマスター シャイニーカラーズ』
『学園アイドルマスター』

“あなたにとって”『アイドルマスター』シリーズとは?

「アイマスエキスポ」の1日目となる12月14日(土)。ファンファーレ編集部はプロデューサーの皆さんでにぎわう会場・幕張メッセを訪れました。そこには、場内の熱気とともに『アイドルマスター』チームメンバーの姿も。

この機会に、日ごろから『アイドルマスター』シリーズを支えているチームメンバーの『アイマス』“アイ”を聞いてみたい……というわけで、それぞれの担当者にとって『アイドルマスター』シリーズとはどのような存在なのか、お尋ねしました。

「アイマスエキスポ」当日の様子

狭間和歌子さん(『アイドルマスター』シリーズアニメ&マーケティング統括/『アイドルマスター ミリオンライブ!』 プロデューサー)

私にとって『アイドルマスター』シリーズとは、“アイ”がたくさん詰まった作品です。

この作品を通じて、アイドルはもちろん、スタッフやプロデューサーの皆さんなど、たくさんの方々と「出会い」、いろんな「愛」に触れることができました。その経験が今の自分(“I”)を作ってくれています。

20年間のどこかで、『アイドルマスター』シリーズに関わってくださったすべての方々に心からの「Thank You!」が届きますように。

狭間さんからの一言

高山祐介さん(『アイドルマスター シャイニーカラーズ』 プロデューサー)

私にとって『アイドルマスター』シリーズとは、「変わりゆくもの」です。ひとつを選ばず、時々にかたちを変えながら、「あなたにとって『アイドルマスター』シリーズとは?」と問い続ける。そんな物語の連なりなのだろうと思います。

高山さんからの一言

勝股春樹さん(「vα-liv(ヴイアライヴ)」 プロデューサー)

私にとって『アイドルマスター』シリーズとは、「背中を押してもらえる場所」です。

アイドルたちの姿、携わる方々の熱意、プロデューサーの皆さんの愛。『アイドルマスター』シリーズを通して、日々、がんばる活力をいただいています。

その分これからも、『アイドルマスター』シリーズに携われてよかった、好きになって良かったと言っていただけるように、皆さんの人生の糧になるエンターテインメントをお届けできるようにがんばります!

勝股さんからの一言

梅木馨さん(『アイドルマスター』シリーズ イベント担当)

どう表現するのがしっくりくるのかすぐには出てこないのですが、長年『アイドルマスター』シリーズに関わらせていただいてきたなかで、時には好調、時には困難といったさまざまな局面をともにくぐり抜けてきて、いろいろな経験をさせていただくことで自分も強くなれたような気がします。

プロデューサーさんや関係者の皆さんのおかげで『アイドルマスター』シリーズも20周年を迎えることができるんだな、と思うと、「戦友」という言葉が今思いつく表現でしょうか。

明日になったら違う心持ちになっているかもしれないですけど(笑)。

梅木さんからの一言

石田裕亮さん(『アイドルマスター』シリーズ 「“MR”-MORE RE@LITYプロジェクト」 プロデューサー)

私にとって『アイドルマスター』シリーズとは、リスペクトするたくさんの先輩、クリエイターそしてプロデューサーの皆さんが創り上げてきた伝統のある作品だと思っています。

同時に、時代に合わせてその表現形態を変容させながら、時に日常を浸食し、時にアイドルたちの世界に没入させ……さまざまなかたちでエンターテインメントの未来に挑戦し続けることで、常に最高を更新し続けている作品だと思います。

それゆえに、私も常識にとらわれず『アイドルマスター』シリーズがさらなる未来に飛躍できるよう微力ながら尽力させていただきます!

石田さんからの一言

中川浩二さん(『アイドルマスター』シリーズ 音楽ディレクター)

私にとって『アイドルマスター』シリーズとは、仕事のような趣味のような存在ですね。関わり方は違えど、多くのプロデューサーの皆さんもそんな感覚なのかなと勝手に思っております。

それなりに長い間一緒に居ると自負していますが、そんな日々では、時には困難なこともあり、感動をもらうこともあり、とにかく心を揺さぶられます。こんな瞬間が生活に潤いを与えてくれて、やっぱり好きですね。

あ、とても大事なことがありました!

みんなかわいい。

中川さんからの一言

佐藤貴文さん(『アイドルマスター』シリーズ サウンドクリエイター)

僕にとって『アイドルマスター』シリーズとは、ともに成長してきた同志であり、相棒です。

プロデューサーの皆さんと同じく、応援しながら、プロデュースをしながら、アイドルたちと一緒にここまで歩んでくることができました。その歴史の中で、音楽において少しでも力になれていたら幸いです。

佐藤さんからの一言

「最強グッズプロデューサー決定戦!」の受賞者が決定

「アイマスエキスポ」では、今回のために『アイドルマスター』チームメンバーが考案したオリジナルグッズ5つが発売されました。その裏側では、各グッズのアイデアを考えたメンバーたちが、販売数で競い合い、一番販売数の多かったグッズをプロデュースした人が“最強グッズプロデューサー”の称号を手にする企画「最強グッズプロデューサー決定戦!」が開催されていました。

「最強グッズプロデューサー決定戦!」には、『アイドルマスター』シリーズのチームメンバーから梅木馨さん、勝股春樹さん、中川浩二さん、高山祐介さん、佐藤大地さん・山本亮さんがエントリー。それぞれがプロデュースした最強グッズが誕生しました。

さて、「アイマスエキスポ」2日間を終えて、最も販売数が多かったのは……!?

佐藤大地さん・山本亮さんの考案したグッズ「公式スキルカードコースターセット」です! おめでとうございます!

佐藤大地さんと山本亮さんに、受賞が決まった今の気持ちを伺いました。

佐藤:この度は素敵な賞をいただき、ありがとうございます! 手に取っていただいたプロデューサーの皆さんが今回のグッズを見て少しでも「フフッ」と笑顔になっていたらうれしいです。

もし需要があればほかのスキルカードでも作りたいと思います! 今後もプロデュースのほど、何卒よろしくお願いいたします。

山本:素敵なスキルカードを作っていただいた開発会社の皆さん、日々ゲームとスキルカードを愛してくれているプロデューサーの皆さん……みんなの“アイ”のおかげで1位を取れました! 本当にありがとうございます!

普段の業務とは異なる形で、改めて『学園アイドルマスター』というゲームが多くの方に愛されているのだと実感できました。これからも楽しいゲームをお届けできればと思いますので、引き続きプロデュースのほど何卒よろしくお願いいたします。


大盛況のうちに幕を閉じた2日間の「アイマスエキスポ」。

しかし、その熱は決してこの日限りのものではなく、これからも冷めることなく20周年、そしてその先へと続いていきます。

これまでアイドルたちを輝かせてきてくださったプロデューサーの皆さんにとって、『アイドルマスター』シリーズはどのような存在ですか? ぜひ「#あなたにとってアイドルマスターとは」をつけて聞かせてください!

【取材後記】
「アイマスエキスポ」の当日は、取材陣も予想しなかったほどの大にぎわい。サークルエリアで名刺交換をしているプロデューサーさんや、DJブースで曲に合わせてコールをするプロデューサーさんなど、皆さんがそれぞれの楽しみ方をされている様子が印象的でした。コラボ飲食エリアで販売されており、今回は手に入らなかった「冬馬のバターチキンカレーパン」は、またいつかリベンジしたいところ……!

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