バンダイナムコエンターテインメントでは世の中にアソビを発信するだけではなく、社員向けのイベントにもアソビ心を取り入れています。今回レポートするのは、2020年2月15日に行われた社員向けの「ファミリーイベント」。「バレンタイン」を今年のテーマにしたこのイベント、いったいどんなアソビが待っているのでしょうか?
アソビが大好きな姉妹と一緒にファミリーイベントを潜入レポート!
バンダイナムコエンターテインメントでは、社員向けのファミリーイベントを2007年から開催しています。社員の家族を東京・田町にあるバンダイナムコ未来研究所・バンダイナムコアミューズメント/プレジャーキャスト本社に招待し、おもてなしをするイベントです。
潜入レポートするに当たり、お手伝いをしてくれたのは、小学3年生の楓乃子(かのこ)ちゃんと、小学1年生の柚衣子(ゆいこ)ちゃん姉妹と、バンダイナムコエンターテインメントの社員でもある、お母さんの山田さん。元気いっぱいな親子と共に、今年のファミリーイベントの様子をお届けします!
チョコレートの門をくぐって、かわいい着ぐるみとグリーティング
まず迎えてくれたのは、「バレンタイン」をイメージした大きなゲート。チョコレートやさまざまなお菓子の飾りが、イベントのワクワク感を高めてくれます。
長いエスカレーターを昇ったら、バンダイナムコエンターテインメントの顔とも言える「パックマン」、『ネコ・トモ』の「ネココ」「トモモ」、『ニンジャボックス』の「トンカチ」がお出迎え! そして、宮河恭夫社長の姿も。
かわいらしい着ぐるみたちと記念写真を撮ったら、ツアーの始まりです!
エントランスで開催されている「アソビノラボ」にはパックマンの筐体が置かれていました。昔の子どもたちがアミューズメント施設で遊んだように、ふたりもゲームに興味津々。直感的に操作できるからこそ、小さなお子さんでも遊ぶことができるのがパックマンの魅力です。
お父さん、お母さんに「社内便」でお手紙を書こう
所々に設置されているお手紙コーナーでは、お仕事を頑張るお父さん、お母さんに向けて「社内便」を書くことができます。書いたお手紙はイベント終了後にそれぞれの社員さんのデスクに配達してもらえます。楓乃子ちゃん、柚衣子ちゃんも、お母さんに向けて「ありがとう」のお手紙を書きました。無事、お母さんの手元に届くでしょうか。
「世界のチョコレートツアー」に出発!ミニゲームに勝ってチョコをゲット
3階には、6つのミニゲームにチャレンジできる「世界のチョコレートツアー」ブースを用意。ゲームをクリアすれば、テーマにちなんだ世界のチョコレートをゲットすることができます。中には、普段はなかなか食べることができない高級チョコレートも…!
まずはフォトブースで記念撮影をパシャリ。「チョコレートが大好き」と言う、妹の柚衣子ちゃん。自然と足取りも弾みます。
ブースでは、身体を使って遊ぶさまざまなゲームが待ち受けています。何度でもチャレンジすることができるので、諦めずに挑戦してみましょう。
ダンス、ブロックトイ、謎解き……多種多様なアソビが集まる4階エリア
4階では、エアスライダーやブロックトイ、ダンス教室、謎解きゲームなど多種多様なアソビを体験することができます。エリアに入ると、巨大な「どんちゃんエアスライダー」がお出迎え。小さなお子さんから大人まで楽しめるコンテンツが満載です。
「パックマンブロックチャームを作ろう!」コーナー
まずは、パックマンのブロックチャームづくりにチャレンジ! パックマンやゴーストなどのキャラクターが型取られたチャームを、ブロックを使って作っていきます。もちろん、作ったチャームは持って帰ることができますよ。見本のとおりに完成させることができるでしょうか?
楓乃子ちゃんはゴーストに、柚衣子ちゃんはパックマンに挑戦。限られたブロックの数で、見本通りに作るのは至難の業です。集中してブロックを当てはめていくふたり。
15分ほどで、ブロックチャームの完成! 思ったよりも難しいパズルに、達成感もひとしおです。思わず、「難しかった……」とため息が漏れます。
社員が教えるダンス教室
頭を使ったあとは、全身を動かして楽しめるダンス教室に参加。社員のお兄さん、お姉さんの元気な掛け声と共に、元気よく踊ります。あまりにも完ぺきすぎる身のこなしに驚いていると、「いつも家で踊ってる」と教えてくれました。
本格謎解きゲーム「お宝集め大作戦byタカラッシュ」
様々なアソビが集まる4階で、ひときわ目立っていたのはタカラッシュさんご協力による「お宝集め大作戦byタカラッシュ」のブース。
参加する社員や家族はチーム対抗で本格的な謎解きイベントに挑戦していました。大人が本領を発揮する頭を使った謎解きと、子どもたちが活躍する体を使ったゲームが組み合わさった謎解きは、手応えたっぷりの本格的なイベントでした。
まだまだある!多種多様なアソビが盛りだくさん
社員食堂ではお菓子作りやランチプレートを満喫
めいっぱい遊んだあとは、13階にある社員食堂へ。ここでは、チョコを使ったお菓子作り体験や、ファミリーイベント限定のランチプレートを楽しむことができます。
バンダイナムコアミューズメント/プレジャーキャスト本社に移動
お次は、バンダイナムコ未来研究所を出て、同じく田町駅の反対側に位置するバンダイナムコアミューズメント/プレジャーキャスト本社に移動。ここでは、アーケードの筐体や、縁日で遊ぶことができます。入り口では、パックマンのイラストがお出迎え。
エントランスには、昔ながらのパックマンが、大画面で遊べるゲームコーナーも常設されています。手元にあるレバーを動かしてパックマンを操作します。ふたりは、見つけた途端ゲーム機までダッシュ! すっかりパックマンの虜になってしまったようです。
1階のアミューズメントコーナーには、ゲーム筐体がたくさん! 相手のゴールにパックを弾いて入れるエアホッケーゲームの『パックマンスマッシュ mini』や、お菓子や景品をゲットすることができる『スウィートランド』、クレーンゲームなどで遊べます。
縁日コーナーやキッズスペースも充実
8階では縁日やアーケードゲームを体験することができます。縁日コーナーでは、お祭りでおなじみのミニゲームにチャレンジ。成果によってもらえる景品が変わるため、ふたりも気合が入ります。
ファミリーイベントは、子どもも大人も大満足!
ファミリーイベントを終えたふたりに、今日の感想を聞いてみました。
楓乃子ちゃんは「アソビノラボに置いてある、昔のパックマンのゲームが面白かった! やったことはなかったけどすぐできたし、またやりたい」。柚衣子ちゃんは、「ダンスが楽しかった!」とご満悦。丸一日遊んでも、まだ遊び足りない様子でした。
お母さんの山田さんは「子どもたちが楽しんでくれてよかった」とコメント。両手に抱えた景品の数々が、今日の成果を物語っているようです。
イベント後日、山田さんから「社内便」が届いたとの知らせが。
こんなに嬉しいお手紙をもらったら、ご家族のためにお仕事をもっと頑張れますね。
ご家族にも“アソビきれない”イベント・ふれあいを提供するファミリーイベント
会場に訪れたご家族の誰もが笑顔だったファミリーイベント。このイベントを運営しているのは、社員同士の交流や親睦をはかるために有志の社員が集まり、様々なアソビ心溢れる企画をプロデュースしている社友会です。今回のファミリーイベントを担当されている社友会の川元駿さんに開催への思いや狙いをお聞きしました。
バンダイナムコエンターテインメント 社友会 川元駿さん
社員にとっては、ご自身のお仕事をご家族に理解してもらえる貴重な機会を、ご家族にとっては普段は出来ないアソビをめいっぱい楽しめる機会を提供してくれるファミリーイベントには、バンダイナムコならではのアソビ心が散りばめられていました。今回はとくにバンダイナムコアミューズメントとの共催という新たな試みもあり、2つの社屋を舞台に例年以上のアソビに溢れていたということです。このアソビ心は、これからもそれぞれのご家族をより強い絆で結んでくれることでしょう。
取材後記
ユーザーだけでなく、社員さんのご家族も思い切り楽しませてくれるところに、エンターテインメントに対する真摯な姿勢を感じました。
取材・文/ おかだもえか
Web編集者、ライター。歌と酒と寝ることが好きです。
ファミリーイベントは、社員さんには「普段働いている場所を家族に見せたい!」という希望を満たし、ご家族向けには「お父さんお母さんが働いているところってこんなに楽しいところなんだ、素晴らしいところなんだ」と思ってもらえるようなイベントを目指しています。バンダイナムコエンターテインメントで扱うIPの魅力やエンターテインメント性を感じてもらえる特別な家族サービスとなればよいな、と思って実施しております。
実際に、社員さんの普段会社ではあまり見せないような(笑)楽しい表情や、家族とふれあう様子をみることができ、いらっしゃるご家族の方々もさまざまなコンテンツを笑顔で楽しんでいただいております。イベント終了後も、「帰りたくない!」と駄々をこねたり泣いたりするお子さまもいらっしゃるのが印象的で、本当に”アソビきれない”いい場を提供できているのだなと感じます。
嬉しいことに毎年たくさんの来場者の方々に楽しんでいただいておりますが、バンダイナムコエンターテインメントはもちろん、各グループ会社には魅力的なコンテンツがまだまだ多くありますので、各社との連携を強めていくことで、今まで成しえなかった体験が提供できると考えておりますし、実行していきたいと思っています。
また、今は主に小さいお子様がいるご家族の来場が多いですが、今後は「中高生のお子様がきても楽しい」「配偶者の方と来ても楽しい」「おじいちゃんおばあちゃんを連れてきても楽しい」などと、もっと全年齢的に楽しめるイベントにしていければよいな、と考えております。