2周年を迎えた『電音部』制作陣が語る、ファンと影響しあうコンテンツ創作の軌跡【前編】

2020年6月に発足した音楽原作のキャラクタープロジェクト『電音部』は2周年を迎えました。そこで今回、本プロジェクトの制作陣と2周年記念楽曲のMVを手掛けた映像作家の方々にお集まりいただきインタビューを実施。前編では制作陣を中心に2年間の思い出やファンとのコミュニケーションに関するお話を、後編ではMV作家の方々を交えて2周年記念MVに込めたこだわりと思いを伺っています。

バンダイナムコエンターテインメントの音楽レーベル『ASOBINOTES』が展開する音楽原作キャラクタープロジェクト『電音部』。本プロジェクトは、電子音楽がミュージックカルチャーの中心となり、DJがスーパースターとなった近未来を舞台に、軽音部ならぬ『電音部』として音楽活動を行う女子高生の姿を追う音楽原作のキャラクタープロジェクトです。

『電音部』はオリジナル楽曲の配信を中心に、ノベルやコミックでもキャラクターたちの物語や日常を描き、ライブイベントではキャスト陣が歌はもちろんDJとしてのプレイも披露するなど、音楽を軸にさまざまな展開をしています。2022年6月29日にはプロジェクト発足2周年を迎え、2周年を記念したベストアルバムや特別なMVが公開され、物語がさらなる展開を見せる第2部に向けて動きだしています。

プロジェクトがスタートしたきっかけなどは過去のインタビューで伺っているので、興味がある方はぜひこちらもご確認ください。

今回は『電音部』の統括プロデューサーである子川(ねがわ)拓哉さん、統括ディレクターの石田裕亮さん、ベストアルバムに収録されている『電音部』初の全員歌唱曲『You Are The Light』の作曲を手掛けたサウンドアドバイザーの渡辺量さん、そして2周年記念MVを制作したアニメーション作家のつづつさんと映像作家のはなけんさんを迎え、さまざまなお話を伺いました。

前編では、子川さんや石田さん、渡辺さんを中心に、『電音部』を2年間運営してきたなかで印象に残っているエピソードや、2周年MVの制作裏話、イラストやショートストーリーのポイントなど『電音部』の魅力を語っていただきます。

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子川 拓哉

バンダイナムコエンターテインメント所属

『電音部』統括プロデューサー、『ASOBINOTES』レーベルプロデューサー。『電音部』の立ち上げ、総合プロデュースを担当。ナムコ(現バンダイナムコアミューズメント)入社で、コンセプトカフェの運営や、新規事業企画などを経て、2019年よりバンダイナムコエンターテインメント所属。

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石田 裕亮

バンダイナムコエンターテインメント所属

『電音部』統括ディレクター。『電音部』の立ち上げ、総合ディレクションを担当。アニメーションの制作や新規事業企画などを経て現職。『電音部』の配信番組ではMCを務めることが多い。

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渡辺 量

バンダイナムコスタジオ所属

『電音部』サウンドアドバイザー。普段はゲームサウンドの開発ディレクションやマネジメントを行いつつ、『電音部』ではサウンド周りのアドバイスを中心に、歌唱収録ディレクションやLIVEの音響監督等も務める。2周年記念MV『You Are The Light』では楽曲の作詞作曲を担当。

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つづつ

アニメーション作家

『電音部』ではアキバエリアの『Blank Paper (Prod. TEMPLIME)』MVを総合的に手掛け、以降もジャケットイラストやMV制作に携わる。

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はなけん(花谷 健太)

映像作家

『電音部』ではアキバエリアの『Blank Paper (Prod. TEMPLIME)』MV作成に携わり、その後2周年記念MVで再びつづつさんとともに映像を制作。

自分の好きな入り口から『電音部』に触れて、新しい“好き“に出会ってほしい

――『電音部』は2022年5月に開催された「バンダイナムコエンターテインメントフェスティバル 2nd」(以下、「バンナムフェス」)にも出演し、6月29日に2周年を迎えるなど記念すべきタイミングかと思いますが、改めて注目してもらいたいポイントは何でしょうか?

子川:音楽原作のプロジェクトとして動いているので、やはり最初に挙げたいのは音楽ですね。基本的にはクラブミュージックを中心にしつつ、作家性を大事にした音作りをしているので、楽曲を聞いていただくのが一番入りやすいかなと思います。

『電音部』統括プロデューサー 子川さん

石田:『電音部』ではダイバーシティ(多様性)を大切にしていて、ファンの方々にはどこから入ってもらってもいい、ということを意識しています。楽曲もあればストーリーラインを作っているノベルもありますし、キャラクターを担当されているキャストさんを見ても声優さんやアイドルの方、現場でDJをされている方やVtuberとして活動をされている方など、入り口となる部分はたくさんあるんです。

子川:そういった入り口のどこかから入ってもらって、元々好きなそれぞれのカルチャーを『電音部』という世界観を通じてお楽しみいただくなかで、新しい好きなものに出会ってくれたらと考えています。

石田:ノベルやMVで描いているストーリーのなかで登場するキャラクターたちのそれぞれ好きなものをお互いに触れ合い、混ざり合うなかでよりいいものに昇華していくので、ファンのあいだでも同じような体験をしていただけたらうれしいですね。

『電音部』統括ディレクター 石田さん

既成概念にとらわれず挑戦してきた『電音部』の2年間の軌跡

――2年間『電音部』を運営してきたなかで、印象的だったことを教えてください。

渡辺:直近ですと、先日の「バンダイナムコエンターテインメントフェスティバル2nd」ですね。あのような大舞台で、あれだけたくさんのファンのみなさまと一緒に『電音部』の音楽を聞けたのは、本当に鳥肌を通り越す感動がありました。

『電音部』の楽曲には、クラブミュージックで多用されている“スーパーロー”(イヤホンなどでは感じられない超低域の音)がたくさん仕込まれていて、ライブ会場やクラブのスピーカーで聴いた時に身体を突き抜ける音として体験できる、現場で一番かっこよくなる曲が多いんですよ。それを現場でファンのみなさまと一緒に聴く楽しさは、何物にも代えがたいです。

『電音部』サウンドアドバイザー 渡辺さん

子川:『電音部』の発表3ヵ月前にコロナ禍という状況になってしまったのですが、それでもファンの方々に楽しんでいただけることを貫こう、というので楽曲の制作も進めて、さまざまな面でチャレンジをさせてもらいました。そういう風にして制作を続けていくと、自分の価値観みたいなものが固まってくるんですけど、そこに縛られてしまうのは『電音部』らしくないんですよね。

例えば、1stライブではキャストの方々が歌って踊って、ダンサーの方にも登場していただいたんですけど、最初はそういう要素を出すことに個人的にはちょっと違和感を覚えていたんです。いわゆるクラブカルチャーとは少し違うかな、って。でも、そういう考え方は『電音部』っぽくないな、とも思ったんですよ。『電音部』なら“破壊と再生”だろう、と。

渡辺:既成概念にとらわれずにいろいろと挑戦するほうが、『電音部』っぽいですよね。

子川:そう、そういう考え方でいいのかなと思って。それで実際にやってみたら、「……合うな」と(笑)。

一同:(笑)

子川:あれは新しい発見でしたね。

――統括ディレクターの石田さんはいかがでしょうか。

石田:個人的には、自分たちで最初に作った設定にキャストさんやトラックメーカーさんの解釈が積み重なってきたことで、今のMVで描かれているような関係性や各キャラクターのもつ雰囲気が生まれていったのは、改めて振り返るとすごく印象的なところですね。

子川:キャラクターの設定みたいな部分もそうですし、シナリオに関してもそうなんですよね。本当にリアルタイムで話を作っているので。

石田:そのキャラクターが今何を考えているのかみたいな部分も、キャストや、クリエイターさん、そしてファンの皆さんと一緒に考えて作っているので、最初の設定から変わった部分も多いんです。

集大成であると同時に挑戦を盛り込んだベストアルバム

――2周年のタイミングに合わせてベストアルバムもリリースされました。こちらについてもお話を聞かせていただきたいのですが、まず収録されている曲の数がすごいですよね。

子川:通常版で66曲入っています。

はなけん:通常版の曲数じゃないですよね(笑)。

子川:昨年の5月から1周年記念として40週連続で楽曲をリリースしてきたんですよ。その40週をやり切って、『電音部』としてのストーリー第1部が完結しましたよ、というのが今回のベストアルバムです。楽曲原作なので楽曲の制作が先行してはいるんですけど、今回はストーリーも紐づいたアルバムになっています。

電音部 ベストアルバム -シーズン.1- The Lights

子川:あと、ここからは完全生産限定盤の内容になるのですが、『電音部』初の試みとして、カバーした曲ではなく、カバーしてもらった楽曲を収録しています。harmoe(ハルモエ)さんやORESAMAのぽんさんなど、『電音部』と親和性が高そうな人たちに『電音部』楽曲を歌っていただくという、新しい広がり、魅力を探す挑戦ですね。以前開催したリミックスコンテストの受賞楽曲も入っていますし、とくにおもしろいものとして、DTM(デスクトップミュージック)やDJ用のサンプラーにも使えるボイスキットも収録しているんですよ。

つづつ:ボイスキット。あれはいいですよね。最高です。

子川:そういう意味で、これまでの集大成でもありつつ、可能性の広がりみたいな部分でチャレンジを重ねているベストアルバムになっています。

『電音部』のカルチャーの土壌となっている「お互いを否定しないファンコミュニティー」

――『電音部』はファンコミュニティーの活動も盛んですが、コミュニティーの現状やビジョンなどについて聞かせてください。

子川:コミュニティーは今でもすごく活発で、今週(取材を行ったのは2022年6月半ば)から8月の頭くらいまで、非公式のイベントが毎週開催されるんですよ。

つづつ:僕もこの前VJ(ビデオジョッキー(※1))で参加してくれませんかってお話をいただいたんですけど、「今まさにMVを作っているから、出られないんだ……!」っていう感じで(笑)。

※1 ビデオジョッキー:クラブなどでDJブースのバックスクリーンに出す映像を演出する人

一同:(笑)

子川:イベントのほかにTwitterやDiscordでの交流もすごく盛んで、互いを否定しない、すごくいいコミュニティーができているなと思います。僕としては、オーガナイザーたちがそれぞれの色を出して活動してくれればいいと思っています。

はなけん:僕もいちファンとして、コミュニティーでの活動は楽しませてもらっています。

子川:コミュニティーがひとつに集約する必要もないと思っていて、2番手のコミュニティーができて、それが別のエリアになっていく、みたいな流れができてもおもしろいですよね。分散型のコミュニティーともいえるかもしれません。敢えて懸念点を挙げるなら、『電音部』からクラブカルチャーに入る人もいるので、ハコ(会場)に迷惑をかけないように、というところはとくに気を付けてもらえるとうれしいです。

つづつ:アルコールが入る場でもあるので、そのあたりは節度を守りながら楽しんでほしいですね。

アニメーション作家のつづつさん

子川:ファンコミュニティーということで言えば、ファンの方々が作ったイラストやショートストーリーなどにもよく目を通しています。とくにショートストーリーは「こういう解釈もあるんだ」と刺激を受けることも多くて、よく石田に「参考にしたら?」なんて渡したりもしています。

石田:しっかり読ませていただいています(笑)。

渡辺:『電音部』のファンが積極的にコンテンツを作り出してくれるのは、子川さんと石田さんがすごく楽しんでいることも大きいと思うんですよね。公式がおもしろがってくれるって、ちょっと珍しいじゃないですか。ファンアートに限らず、公式として我々が作るものに関しても「おもしろいからいいんじゃない?」みたいな柔らかさがあるんですよ。そういうフットワークの軽さが今の状況を生んでいるのかなと。

はなけん:先ほどもシナリオがリアルタイムに作られていくというお話がありましたけど、そういう風にファンのみなさまの反応を見ながら物語が変化していくというのも、ふつうはなかなかないことですよね。

映像作家のはなけんさん

子川:そうなんですよね。なので、ファンの方の「この音楽が好きだ」、「このトラックメーカーを取り入れてほしい」みたいな声も、けっこう参考にしています。ぜひ積極的に発信してほしいですね。

つづつ:そもそも、子川さんがクラブによくいるのもすごいですよね。非公式のイベントで、統括プロデューサーが目の前にいるんですよ。

はなけん:ふつうなら、非公式のものを止めるような立場の人ですからね(笑)。

子川:イベントではいちファンとして『電音部』を楽しんでいますから。僕は元々クラブによく通っている人間なので…。

石田:そうですよね。僕もクラブに行くとただオタクをしているだけなので(笑)。

――お話を伺っていると、制作陣側の皆さんも『電音部』のファンであり、二次創作コンテンツのファンでもあるというのがコミュニティーに強く影響しているように思えます。

はなけん:それは大きいと思います。やっぱり、ファンアートなどに公式から“いいね“が飛んでくるというのは、公式が見てくれているんだという強い安心感があるというか、なかなかない感覚だと思うんですよ。

しかもイラストやショートストーリーに限らず、楽曲も見てくれているんですよね。Twitterのスペース機能を使った“電音部スペースDJ”という催しがあるんですけど、そこでファンの作った音源が流れたりして、「それが流れるのか!」みたいな反応が出たりするんです。

つづつ:そういう状況なので、コンテンツを作るファンにも、「見られているんだ」といういい意味の緊張感があるんですよね。自分がいいと思うもの、みんなはこういうの好きかなと思うもの、そういったものをお互いに気を使いながら制作しているので、それは見ていても楽しそうだなと思います。

石田:『電音部』ファンの方々にとってあくまで公式は拠りどころとしつつ、それぞれが自分の楽しみ方で楽しんでいるので、いちファンとして見てもおもしろいコミュニティーになっていると思います。

“好き“に向き合って生まれた2周年記念曲『You Are The Light』

――渡辺さんが制作されたという『You Are The Light』についてもお話を伺いたいのですが、普段とは違う全員参加の曲ということで、苦労された部分もあったのでしょうか。

渡辺:各作家さんがすばらしい楽曲を作られているなかで、自分が入る余地はあるんだろうか、と悩む部分が大きくて、クリエイターとしての自分をどう当てはめていけばいいのか、という部分で非常に考えさせられました。それで、実は曲が完成するまでに作っては壊し、構想含めて2年かかってしまったんですよね(苦笑)。

子川:これはかかりましたね(笑)。

渡辺:でも、1stライブのおかげで曲作りが進んだんです。演者さんのアクトもすばらしかったですし、みんなで積み上げてきたものをファンのみなさまが一緒に楽しんでくれている光景にも、すごく感動しました。それで、コンテンツを作っている人とそれを楽しんでいる人、みんなの思いをまとめて曲にすればいいんだな、と思ったんです。そこからはスムーズでした。

ジャンルとしては誰でも踊って楽しめる、突き抜けた多幸感を味わえるような曲を目指して作っています。『電音部』にはかっこいい、尖ったトラックがたくさんあるので、逆に愛嬌に溢れていて親しみやすい曲、『電音部』の入り口となるような楽曲になるよう意識しました。

子川:『You Are The Light』は旧ナムコ作品の音を使っているのも特徴的ですよね。

渡辺:そうですね。最近のクラブミュージックでは“ドロップ“という、みんなで踊って楽しむ部分を曲に入れていくのが主流なんです。でも最初はそこが決まらなくて、後輩と話をしていた時に「コンテンツに寄せにいくと火傷しますよ」と言われたんですね。

「こういうものが求められているんだろう」みたいな考えで作ってしまうと、逆に受け入れられないものになってしまう、ということなんですよね。その言葉を受けて改めて『電音部』の楽曲を聴いた時に、どの作品にも作家さんの“好き”が強く出ているなと感じたんです。

渡辺:それで、自分の“好き“を詰め込むならと考えた時に、自分はナムコのレジェンダリーIP(※2)に憧れて入社したことを思い出したんですね。ナムコ作品の印象的で気持ちの良い効果音がたくさん鳴っているなかで「ウオー!」って手を上げられたらすごく楽しいなと思って、そこから今回のドロップができあがりました。聴いてくださった方も僕と同じように楽しんでいただけたらうれしいです。

※2 IP:Intellectual Property の略で、キャラクターなどの知的財産のことを指します。

子川:僕も元々ナムコ入社で、ナムコ魂ともいえるクリエイティブへのこだわりが好きで入社を決めたんです。『電音部』で初めてオリジナルのIPを作るにあたっても、「自分たちはナムコの系譜なんだ」という自負をもっていて、次の世代のナムコ魂をもつ人にバトンをつないでいきたい、みたいな想いがあったんですよ。もちろん『電音部』はまだまだ続いていくんですけど(笑)。

渡辺:『電音部』は本当に子川さんが言ったナムコ魂と、IPを展開させて可能性を広げることを得意とするバンダイの系譜との相乗効果が出ているIPだと思います。『You Are The Light』のドロップは『電音部』の曲だからこそ、子川さんや石田さんと出会えたからこそ生まれたものですね。

――さいごに、子川さんと石田さんのおふたりから、『電音部』として今後大切にしていきたいことをお伺いできればと思います。

石田:いわゆるキャラクターコンテンツとしての部分に関しても、楽曲同様にこれからも皆さまに喜んでもらえるコンテンツを作っていきたいと思っています。運営としての提供も続けつつ、そこにインスパイアされた二次創作など、ファンの皆さまと一緒にさまざまなコンテンツを作り上げる、という部分は今後も大切にしていきたいです。

『電音部』に参加してくれているクリエイターさんやキャストさんも含め、さまざまな方向から刺激を受け、そこからまた我々も新しいものを作っていけるような、そういった双方向のものづくりができるフラットな関係。『電音部』が作り上げてきたその関係性は、これからも変わらずに続けていきたいですね。

子川:これはプロジェクトの初期から言っているのですが、やっぱりクラブシーンの力を借りたからこそ『電音部』を立ち上げることができたと思っています。そのためシーンに還元できるような、という言い方が正しいかはわからないですけど、シーンに助けてもらったからこそ、そこに恩返しができるようなコンテンツでありたいと思います。

ファンの方々とも、公式とファンのどっちが偉い、みたいな構図ではなく、お互いにパートナーとしてやっていきたいですね。公式が第一という考え方ではなく、ファンの方や作家の方と一緒にコンテンツを作り上げていく、というのはすごく大事にしていることですし、これからも大切にしていきたいことです。

『電音部』2周年を記念したMVに込められたこだわりを語りつくし、既存の『電音部』ファンとこれから『電音部』に触れる人へのメッセージを語っていただいたインタビュー後編はこちら↓

【編集後記】
2周年を迎えた『電音部』。バンダイナムコエンターテインメントのIPのなかでも珍しい音楽原作キャラクタープロジェクトとして、いままでにない進化を遂げていました。ファンもクリエイター、制作陣の全員が自分たちの「好き」を大切にしていることがたっぷりと伝わってきましたね! 後編ではMV作家の方々を交えて、2周年記念MVに込めたこだわりを語り尽くしてもらいました。ぜひチェックしてみてください!

村田征二朗
1989年生まれのライター。しゃれこうべ村田、垂直落下式しゃれこうべライターMなどの名でも活動し、コンシューマータイトルやスマートフォンアプリのインタビューや攻略記事を執筆。原稿料の8割はプロレス観戦のチケット代に消える。

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