就職活動をする上で気になるのが、働く人のリアルな声。そこで、今回はバンダイナムコエンターテインメントに入社して1年経った2019年度入社の社員3人に、「バンダイナムコエンターテインメントで働くってどんな感じ?」をテーマに、個性的な研修やインストラクター制度などの手厚い教育から多彩な社内イベントについて、詳しくお話を聞いてみました。
バンダイナムコエンターテインメントの新入社員はどんな1年目を過ごすのか?
バンダイナムコエンターテインメントは、アソビを通してさまざまな人に喜びと笑顔をお届けすることをモットーとしています。毎年幅広い学生さんにその理念に共感していただき、多くの新入社員を迎えています。
そんなフレッシュな新入社員たちは、どんなことを考え、感じながらバンダイナムコエンターテインメントでの1年を過ごすのでしょうか?今回は入社して1年経った2019年度入社の3人に、「バンダイナムコエンターテインメントで働くってどんな感じ?」をテーマに詳しくお話を聞いてみました。
学生時代の専攻はさまざま。各自の分野で活躍する2年目社員たち
今回お話を聞かせてくれるのは、こちらの3人。まずは現在の所属とどのようなお仕事をしているかを聞いてみましょう。
島:第3IP事業ディビジョン ニュービジネスプロダクション プロデュース課の島京子です。学生の頃は経営学部経営学科で学んでいました。今は、主に『テイルズ オブ』シリーズなど、ゲームIPを起点とした興行イベントの企画制作、運営業務を担当しています。
多田:経営推進室 事業推進部 事業推進課の多田綾香です。学生時代は文学部でフランス文学を専修していました。今は、新規タイトルに関するビジネス的な進行判断や費用承認等の意思決定を行う場である、タイトル審査会の運営・改善業務等を行っています。
森:法務知的財産室 法務知的財産部 法務課の森秀規です。大学は法学部法律学科で、今は契約書の作成や法務相談、施策に権利侵害がないか法的に判断するクリアランスなどを行っています。
志望動機に共通するのは「楽しみながら働く環境」
新卒入社のお話を聞く上で気になるのが、志望動機。皆さんがどのような気持ちでバンダイナムコエンターテインメントの入社試験を受けに来たのか、当時のことと、入社してから印象はどう変わったか? を聞いてみましょう!
島:小さいころから楽しいことが大好きだったので、老若男女問わず、たくさんの人の日常生活に笑顔の機会をつくる仕事に携わりたいと考えていました。面接時や事業部紹介等でお会いした社員の皆さんはとても面白くて、魅力的な方が多く、明るい雰囲気の会社だなと思って。
お話を聞いていく中で、新しいことにチャレンジし、成長を目標にしている会社だなとも感じました。その印象は今でも変わりません。また、エンターテインメントに敏感な方も多いですね。
森:確かに、ユーモアのある明るい人が多い会社ですね。打ち合わせや仕事の合間の雑談ですら楽しいです。僕は就活中、自分の好きなモノ・コトに携わる仕事がしたいと考えていました。バンダイナムコエンターテインメントのゲームに私の好きなIPが多く、それらに関われることに魅力を感じ、入社したいと思いました。
面接では、自分の好きなモノ・コトについてとことん語ることができる、というところにもほかの企業との違いを感じました。ありのままの自分を面接でさらけ出して臨むことができ、そんな自分を受け入れてもらえたことが入社の決め手になっています。
多田:就活当時は、さまざまな人が笑顔になるような楽しいことを提供し、自分も楽しみながら働きたいという考えのもと、就職活動を行っていました。
そんな中で入社試験を受けたバンダイナムコエンターテインメントの個人面接の際、入室前から面接官の方々の笑い声が聞こえてきたんです。その雰囲気に魅力を感じ、入社を決めました。入社してからは、チャレンジを応援してくれ、若手にも積極的に経験の機会を与えてくれる会社だと思っています。
皆さんの志望動機に共通しているのは、「楽しみながら働く環境」!エンターテインメントに敏感な社員が多いというのも、日常的に刺激を受けられそうですね。
手厚い研修とインストラクター制度からはじまる新入社員の業務
今でこそ、それぞれの部署で活躍する皆さんですが、入社直後の期間はどのように過ごし、業務を学んでいたのでしょうか?
多田:入社後は初めに基本的なビジネスマナー研修やプレゼン研修を新入社員全員で行いました。配属後は、同じ部署の先輩にインストラクターとしてついていただき、業務を教わるといった感じですね。
島:それらの研修のなかには、「MANZAI研修」というエンターテインメント企業らしいものもあり、とても驚きましたね……!
研修当日にくじ引きでペアを決め、各ペアそれぞれのコンビ名を決めました。漫才の先生にご講義頂き、漫才の発表方法や制作方法などを学んだあと最終的にペアでオリジナル漫才を作ってみんなの前で発表をしました。各ペア、ユーモアあふれる面白い漫才を披露していてとても面白かったです。
さらに配属前には、プレゼンテーションルームで社員や執行役員の皆さんの前で自己紹介をする機会がありました。とても緊張しましたが、すごく貴重な体験だったと感じています。
森:研修を終えての各部署配属後は、私の部署ではとにかく実務の中で仕事を覚えることを重点に置いていました。それぞれの案件でしっかり監修者がついて質問しやすい環境が整っているので、都度質問をしたり、フィードバックをいただいたり、次の業務に活かすことができました。
ビジネスマナーやプレゼンといった基礎的なところから、アソビ心満載の独自色の強い研修まで! 配属後のインストラクター制度でも、しっかりと先輩に教えてもらえるようで安心ですね。
アソビも仕事!「バンナムフライデー」など驚きの制度
先ほどの研修のお話の中でも、「新入社員交流祭」や「MANZAI研修」など、ユニークなイベント名が出てきました。ほかにはどのような社内イベントや制度があるのか、紹介していただきましょう!
島:私が驚いたのは、「バンナムフライデー制度」です。これは月に1回金曜日を利用して新しいエンタメに触れ、学ぶという制度です。この活動は、社内報の社員リレーブログ「TASUKI」で活動内容を発信することもあります。
社会人になっても、新しいエンタメに触れる機会を会社が認めてくれるところがすごいなと感じました。制度があることで自ら新しいエンターテインメントを探しに行くので、今までより多くのエンターテインメントに触れることができていると思います。同期と日程を合わせて取得し活用しています。
多田:私も同期とテーマパークやイベントに行ったり、ひとりで美術館に行ってゆっくり芸術に触れたりと、さまざまなエンタメを体験して、刺激を受けています。
森:ほかには自分の誕生月に、同じ誕生月の社員や取締役の方々とお話ができる「バンナム誕生会」というイベントも斬新で面白いです。業務でまだ話したことがない他部署の方とお話できる貴重な機会だったので、有意義な時間を過ごすことが出来ました。
社内イベントは、「社友会」という組織が主催しているのですが、新入社員は全員がメンバーの一員として準備に携わります。主催側として携わってみて驚いたのは、イベント企画内容のポップさからは想像できないような打ち合わせ時の意見の応酬ですね。そのような中でバンダイナムコエンターテインメントの社員として必要な「エンタメ力」が培われたと思います。
社員がエンターテインメントに触れる機会や、普段の業務で関わることが少ない社員同士の交流機会が社内イベントという形であるのは嬉しいですね。忙しい日々の中でも「楽しむこと」「楽しませること」を忘れずにいられますね!
リラックスできるオフィス環境と、自分らしく働ける私服勤務
研修やイベントの様子を聞いていると、とても楽しそう! 普段のオフィスの様子はどのような感じなのでしょうか? そして、気になるのが「私服勤務」。自由といっても、気をつけなければならないところがあるのでは? と疑問を持っている方も多いはず。皆さんが気をつけているポイントを聞いてみました。
森:社員食堂やリラックススペースが充実しているオフィス環境も魅力だと思っています。服装は、白や黒を基調としたオフィスカジュアルで通勤しています。今後はもっとオシャレな服装でかっこよく通勤してみたいという願望もありますね……。目指すはバンダイナムコエンターテインメントのファッションリーダーです。
島:私が大事にしているのは清潔感です! 私服で働いていますが、他社様とのお打ち合わせもあるので気を使っています。
多田:私は基本的に社内業務なので、休日とほぼかわらず、カジュアルな服装で通勤しています。
業務の進め方からIP知識まで。学びながら成長した1年間
皆さんのお話を聞いていると、とても楽しく入社1年目を過ごされたように感じます。それでも、きっと大変なことはあったはず。皆さんがこの1年で、頑張って乗り越えたことや成長したことについて聞いてみましょう。
島:入社一年目は、とにかくわからないことが多くて日々の業務についていくだけで精一杯。IP知識も足りず、毎日調べたり、教えていただいたりしながら業務にあたっていました。わからないことはそのままにせず、少しずつでも知識を付けていくことが大切だなと感じています。
多田:基本的なことですが、さまざまな業務を整理して考えることができるようになったと思います。自分の持っているタスクの中で優先順位を付けて進めたり、業務の中で考えを整理して話したりすることを意識的に行うようになりましたね。
森:僕の印象に残っているのは、初めてアプリゲームの法務相談を担当したときのことです。僕自身それまでアプリゲームをあまりやってこなかったので、イメージが沸かず苦戦しましたが、その仕事をきっかけにさまざまなアプリゲームをプレイするようになりましたね。
今では契約書のチェックや法務相談に対する返答の際、理由や根拠をもって答えられるようになりました。法的な知識だけでなく、会社間のつながりやゲーム自体の知識も必要とされる部署にいるので、たくさんの知識をこの一年間で吸収することができたと感じています。
しっかりと成長できた1年目。今後の抱負は?
楽しみながらも、しっかりと課題を見つけて成長を続けてきた皆さん。最後に、今後の抱負を聞いてみましょう。
島:新規事業の企画開発や、新規IP創出にもチャレンジをしていきたいです。自分が創出するエンターテインメントで多くの人を笑顔にすることができるように、日々の業務でもチャレンジをする事を大切に、成長を続けていきたいと思います。
多田:私は、「多田に仕事を任せたい」と思ってもらえるよう、周囲の方々との関係も大事にしつつ、一つ一つの業務に対して責任をもって取り組んでいきたいと思っています。
森:これからの目標は、より確実に自信と根拠をもって仕事のスピードを上げること。この一年間学んだことを武器に、仕事の幅をより増やしていければと思います。さまざまなエンターテインメントに触れて楽しみながら成長していきたいです。
「アソビ心」を持って成長できる環境
バンダイナムコエンターテインメントには、手厚い研修やユニークな制度、インストラクター・先輩のサポートもあるので安心して成長できる環境が整っています。「アソビ」を通した業務も多いので、楽しいことが大好きな方には最高の環境ですね。ぜひ、就職活動の際の参考にしてみてください!
取材・文/ おかだもえか
Web編集者、ライター。歌と酒と寝ることが好きです。