バンダイナムコエンターテインメントでは、数多くのキャリア採用で入社したメンバーが活躍しています。今回はそんなキャリア採用メンバーのうち、ゲームプロデューサー、プロモーション、経営企画といった異なる立場で日々の業務に勤しむ3名による座談会を実施!バンダイナムコエンターテインメントに入社してよかったことや入社後の苦労などについて、語り合ってもらいました。
河村 直和
ゲームプロデューサー
株式会社バンダイナムコエンターテインメント
第1IP事業ディビジョン 第1プロダクション 2課
藤原 杏菜
マーケティング・プロモーション担当
株式会社バンダイナムコエンターテインメント
第3IP事業ディビジョン 765プロダクション マーケティング課
入社後、スマートフォン向けゲームアプリの欧米地域プロモーションを経て、2020年に『アイドルマスター』シリーズのチームに異動し、マーケティング・プロモーションを担当。
松原 真倫
スタートアップ企業への出資業務担当
株式会社バンダイナムコエンターテインメント
経営推進室 経営企画部 経営企画1課
入社以来、出資先との事業開発をメイン業務としながら、出資業務全般を担当。
社員のモチベーションが高く、働きやすい環境
――さて、本日はキャリア採用で入社された皆さんにお集まりいただきました。早速ですが働く環境として、バンダイナムコエンターテインメントのどのようなところに魅力を感じますか?
河村直和(以下、河村) フレックスタイムや、弊社独自の「育児・介護援助措置」など、ワークライフバランスがとりやすい制度が整備されていると思います。家族や自分自身が体調を崩した時でも、状況にあわせて柔軟に働くことができるのは本当に助かります。
松原真倫(以下、松原) まったく同感です。私も今年子どもが生まれたばかりなので、柔軟に働ける環境が整っているのは本当にありがたいです。家庭が大変なタイミングで上司やチームメンバーが本当に親身になってサポートしてくれたことは忘れられません。制度や仕組みだけでなく、社風という面でも、安心して働ける環境だと思います。
藤原杏菜(以下、藤原) 昇進や昇給条件などが曖昧だと、次に自分が目指すべきポジションが見えにくいように感じます。その点、バンダイナムコエンターテインメントは、人事評価制度が明確。次のステップに上がるために必要なことがわかりやすく、仕事に対するモチベーションも維持しやすいです。自分のキャリアパスが描きやすい環境なのは間違いありません。若い頃は、給料や将来のことはあまり気にせずに、やりがいだけで仕事に邁進してきましたが、今になって、このような環境が整っていることのありがたみを噛みしめています。
松原 それと、経営や人事、広報をはじめとするコーポレート部門が、私たち社員にきちんと向き合ってくれている印象が強いですね。人事制度はもちろん、企業理念やミッションといった抽象度の高い概念を、現場で働く我々が日々の業務と結びつけて働けるようにするためのさまざまな工夫をしてくれていると感じます。
藤原 バンダイナムコグループのなかで、弊社が所属するエンターテインメントユニットの「エンターテインメントユニットバリュー」もそうですね。
――「エンターテインメントユニットバリュー」というのはどのようなものでしょうか?
藤原 「まずは自分が楽しもう!」「一度大胆に考えよう!」「堂々と出しゃばろう!」「仲間と信頼し合い、助け合おう!」「ファンの期待を超えよう!」という、社員向けの5つの行動指針です。非常にシンプルな言葉でまとめられているので、自分自身の行動を決める際はもちろん、部下や後輩を指導する際に役立っています。後輩から、既存の施策に対して「実は自分だったらこうした方がよかったと思うのですが――」と相談を受けた時、「それなら、そう思ったときに自分の思っていることを言えばいいんだよ。会社が堂々と出しゃばろうといっているのだから!」とはっきり言えるのはありがたいですね。
業務マニュアルが網羅されているのでキャリア採用でも安心
――では、入社後に大変だったことや困ったことはありましたか?
藤原 入社して、いきなり即戦力として現場業務を任されたことに少々戸惑ったことを覚えています。ただ、プロモーションという仕事は、商材が異なっても、お客様に商品の魅力をお届けして喜んでいただくという根本的な考え方は変わらないと思っています。業務的なキャッチアップはもちろん大変でしたが、大きく思考回路を変える必要はなく、入りやすかったです。
松原 どんな企業でも同じだと思いますが、社内の意思決定のプロセスは慣習的なところがあるので、そこを把握するのには少し時間がかかりましたね。とはいえ、やり方がガチガチに決まっていて、絶対に失敗や回り道を許さないということはありません。例えば、私の業務では、投資候補となるスタートアップ企業を役員の方々に提案しますが、1度目のプレゼンで厳しい指摘を受けてもそれでゲームオーバーではなく、2度3度目のチャンスをいただいて、別の角度から説明させてもらえるということもありました。
河村 私も、「キャリア採用」ということで即戦力として仕事を任せてもらったので、ある程度自主的に行動することを期待されていました。ただ、社内ポータルサイトに業務マニュアルが集約されているほか、困ったときには他のメンバーに聞けば教えてくれるので、社内のルールが分からなくても、特に業務上困ることはなかったです。
松原 社内のルールやノウハウを共有し、会社全体で活用していこうという意識が高い会社だと思います。各部門が社内メンバーに向けたウェブセミナーなども積極的に開催していて、アンテナを張れば必ず必要な情報にたどり着けるという安心感があります。
2024年3月現在、バンダイナムコエンターテインメントではキャリア採用を募集中です。業務で上手くいかないことがあっても、チャレンジし続けることを後押ししてくれる風土です。
――社員同士の交流を促す取り組みも盛んなようですね。
松原 社員が集まって交流できる社内向けのコミュニケーションイベントが頻繁に開催されており、私も毎回楽しみにしています。イベントを通して、思いもかけない形で他部署の上長の方に声をかけていただいたり、業務上では接点のない方と交流したりできる貴重な機会です。
藤原 エンタメ企業らしい社内イベントが盛りだくさんなのも楽しみの1つです。今度開催される社内向けのesports大会でも『鉄拳8』のプレイヤーとしてエントリーすることになりました。ただ実は『鉄拳』シリーズは初心者なので、いま猛特訓しているところです(笑)。
社員同士で楽しむイベントや、エンタメに触れる機会が提供されるので、良い意味で仕事と生活の垣根がなくなってますね(笑)
河村 私は、弊社が経営に携わっている、プロバスケットボールチーム『島根スサノオマジック』の試合などに参加させていただける機会もあることがうれしいですね。一緒に出かける家族もみんな喜んでいます。
エンタメの力とチャレンジ精神で世の中を切り拓く
――キャリア採用の皆さんから見た、バンダイナムコエンターテインメント社員のイメージを教えてください。
藤原 やはりゲームやアニメ、音楽、イベントなどのエンターテインメントが好きで入社している人が多いので、皆、仕事に対する意欲が高いと思います。また情報感度が高いのも特徴でしょうか。そのような人たちに囲まれていると、情報が自然と集まってくるので、普段自分が触れない領域について、いつの間にか詳しくなっていることも珍しくありません。
河村 藤原さんが言ったように、様々な領域のエンターテインメントビジネスを展開しているので、エンターテインメントに対する多様性のようなものは感じます。私はゲームを担当していますが、会社にもやはりそれだけでは語れない懐の深さがあります。ですので、バンダイナムコエンターテインメントへの就職を希望する方に、ゲーム会社という固定観念があるなら、一旦そのような思いを捨ててほしい。自分には関係ない業種だと思っても、何かしら自分の経験や好きな気持ちを生かせる仕事があるかもしれませんし。
自分が楽しいと思ったことを実現できる可能性がある会社です。やりたいことがあるけどできないという人はぜひ応募して欲しいですね。
藤原 バンダイナムコエンターテインメントは、チャレンジを後押しする企業であることは間違いありません。何かしら新しいことをやりたいという方には向いている会社だと思います。
松原 確かにこの会社には「新しい時代をエンターテインメントの力で切り拓いていこう」という雰囲気があります。エンタメを通じて、より楽しい世の中を作っていきたいという気持ちがある方にぜひ入社してほしいですね!
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【取材後記】
フラットな上下関係で風通しがよく、社内の交流も盛ん――そんな組織を目指す企業は少なくないと思います。しかし、実際にそれを実現するのはなかなか難しいですよね。
では、バンダイナムコエンターテインメントはなぜそれを実現できているのでしょうか?
恐らく社員同士でお互いを認め合い、困っている人がいれば助け合うという雰囲気が社内に根付いているからだと考えられます。人事制度などが現場に即したものになっているのも、マニュアルを充実させるのもこのような気持ちがあるからこそではないかと思います。
きっとバンダイナムコエンターテインメントの職場環境は、エンタメ好きの皆さんにとって働きやすいのではないでしょうか。エンタメ好きの方が、自分のスキルを思う存分発揮できる理想的な労働環境が整っていると思います。
取材・文/本間幹
出版社、広告制作会社、編集プロダクションなどで情報誌、フリーペーパーのディレクション、編集、取材、執筆に従事。ビジネス、ライフスタイルなど、多岐に渡るテーマの記事を執筆している。
入社以来、他社IP(※1)タイトルのゲームにて、プロデューサーを担当。
※1 IP: Intellectual Property=キャラクターなどの知的財産